柾目: 丸太の中心に向かって挽いたときに現れるもので、年輪が平行な木目のこと。
    夏目と冬目が交互にほぼ平行に現れ、きれいな縞模様となる。

板目: 丸太の中心からずれて挽き、山形や筍形の木目のこと。不規則な曲線模様。

木理: 木理は立体的にみてとらえた細胞の並び方や配列をいう。
    通直木理や旋回木理(螺旋木理)、斜走木理、交錯木理(交走木理)、波状木理などがある。
    これに対して、木目というのは伐った材面の模様をいい、同じ木理であっても、伐り方次第で木目は違ってくる。


肌目: 木の表面の質感。均質で緻密なものから粗いものまで様々。

心材: 木材の中心に近い部分で、細胞が死んで新陳代謝を終えた部分。
    赤っぽい色をしているので、「赤身(あかみ)」と呼ばれる。

辺材: 心材の外周部にあって、細胞の活動している部分。
    心材に比べ色が淡いので、「白太(しらた)」と呼ばれる。

節: 木の中で枝になる前段階の状態。渦巻状になっている。
   日本では無節を好む習慣があり、節は嫌がられるが、最近は少しずつ人気が出てきている。

年輪: 樹木の成長に従って、木の横断面に毎年1輪ずつ同心円状に現れる模様。
     温帯の樹木は季節の変動によって年輪が作られるが、
     熱帯地方の樹木は、年中夏のため成長休止期がなく、年輪がない。

杢: 木目の模様で特に装飾的な価値が高いものを呼ぶ。
   樹木が成長過程で異常気象や病虫害などのため、木部繊維が不規則な配列となって木理に現れたもの。
   鳥眼杢、縮杢などがある。

反り: 木繊維は吸湿性があり湿度の変化で水分を含んで膨張したり、逆に吐き出して収縮をする。 
    部分部分で膨張・収縮の度合いが違うので反りが起きる。
    完全に反りを無くすことは不可能。木が生きている証拠でもある。
    

無垢材: 伐採した原木を切っただけの、芯まで混じりけのない同じ木でできている木材のこと。
      ツキ板をベニヤ板やMDFなどの合板に貼り合わせたものを集形材と呼ぶ。

人工杢: 天然の杢に似せて作られた人工の杢。

合板: 薄く切った単板を繊維方向を90°互い違いに重ねて熱圧接着した木質ボードのこと。
    日本では合板をベニヤ板と呼ぶことが多いが、本来ベニヤ(veneer)とは単板を意味する(合板の英訳はplywood)。

MDF: Medium Density Fiberboard(中密度繊維板)の略。
    細かい木材の繊維に接着剤を混ぜて圧縮成形した木質ボードの1つである。
    面がなめらかで、化粧板を貼っても凹凸が出ずきれいな仕上がりとなる。